着付師の海外生活、 ローマでのあれこれ

by kanasakana

12月5日の結婚式のお支度のご報告

こんにちは、ダニエラです。
今年のローマは、雨が多く、また気温も低めなので寒い!です。
みなさまお元気ですか?

12月5日にローマで挙式をされた花嫁様と、お母様の着付のお支度を担当してきました。
連日雨が続いていたので心配していましたが、当日の出発時間には、雨が上がり、空が少し
明るくなったほど...
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今回の花嫁様も華やかなお着物が本当に良くお似合いになっていました。
振袖は、お母様の振袖だったとのことでしたが、地色がとても鮮やかで、しかも柄は、私の大好きな古典柄。濃いピンクの地に白い牡丹が描かれていてとても素敵!
また、この華やかなピンクは、反射して肌の色をうっすら上気しているようにみせてくれるんですね。


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ご本人に合わせて、帯や小物は新調されたとお母様から伺いました。
着物は、小物や帯で本当に表情が変わるんです。紺色の帯は、黒と違い柔らかい印象ですね。(この帯と着物の色の合わせ方は、私も勉強になりました。)帯に光沢があったからかもしれないですね。帯締めも、遊び感覚のあるもので、片側が3本に分かれているんですね。
お着物に合わせて、花の形にアレンジしてみました。
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今回も実は前回と同じく立て矢つぼみです。帯によって全然印象が違いますね。
ローマでの結婚式だと、車移動は絶対にありますから、帯型によっては形が崩れてしまう
可能性があるので、帯型も制限されます。実は、日本でお支度をしていた頃は、あまりこの立て
矢を選ぶことは少なかったように感じますが、シンプルで(だからバランスがとても大事で、実は難易度は高いですね。)華やかで、お気に入りとなっています。今回この帯型になったのも、打ち合わせで、花嫁様がボリュームがあまり下までない帯型(例えば、お太鼓なんかは、おびの下線までボリュームがありますよね)を希望されていて、ボリュームが上にあるこの帯型になりました。花嫁様なので、成人式の振袖の帯アレンジと違って、大きめに作って華やかさを出しています。


お母様は、最初留袖と伺っていたのですが、結局華やかなものを選ばれたとのことで、紋が入った薄い緑色の色無地でした。帯も緑色で、少し控えめで、とても上品な色合わせだったと思います。お太鼓の部分の柄を決める際、花柄がかなり結び目近くにあったためやや苦労しました。前側と後ろ側の柄をうまく出しながら帯の形を作っていくのはなかなかむずかしいものがあります。特に、シンプルな帯型ほど、目立ちますからね。(汗)

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今回は、このブログからお問い合わせいただいたのですが、なにせダニエラは怠け者ですので、メールアドレスを公開しました。着付のご予約、お問い合わせは、メールにてお願いいたします。メールアドレス: youkosoitaliaアットgmail.com

最後になりましたが、どうぞいつまでも幸せに!!
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by kanasakana | 2008-12-10 21:09 | きもの