着付師の海外生活、 ローマでのあれこれ

by kanasakana

花嫁様のお着付5月1日

ダニエラです。

ローマも新緑が美しい季節になりました!

さて、5月1日に結婚された花嫁さまのお着付と花嫁さまのお姉さまの着付を担当させていただきました。





教会式の間は、白の上品でかわいらしく、とても素敵なドレスをお召しになった花嫁さま。
ホテルで会食だったのですが、ダニエラの案で、ケーキカットの前に着物にサプライズチェンジするということにしました。

お着物は、総絞りの赤を基調にしたお着物です。黒と赤で、とても華やかなお着物でした。
おばあちゃまが、選ばれたものなのだそうです。赤い色がお顔に反射して、花嫁さまのお顔を華やかに見せてくれています。花嫁さまは、とてもスマートな方でしたので、総絞りのお着物はまさしく花嫁さまのためにあるもののようでした。とてもお似合いでした。
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古典的なお着物ですが、色使いは、どこかモダンな印象も受けますね。

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帯は、黒がベースの袋帯です。しなやかで張りのあるとても結びやすい帯でした。格のあるお太鼓系の帯結びに、羽を多くして、華やかさと遊び心を加えてみました。

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とても遊び心のある帯締めです。飾り結びにアレンジすると、とても華やかになります。
また、末広は、お写真のときに持たれると手の形がきれいに見えますのでどうぞ忘れずに....


花嫁さまのお姉さまのお着物も、おばあちゃまがお母さまのために仕立てられたものだそうです。
黄色をベースに朱、緑、黄色の絞りが全体に散らばってとても華やかなお着物です。
仕立ては、小振袖でしょうか、通常のお袖より少し長めです。

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白をベースにした帯は、お着物と合わせるととても春らしく華やかな印象を受けます。
緑の小物で、新緑のさわやかな色合いをプラスして。

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お太鼓系の少し控えめな帯結びを考えていました。
でも、せっかく変わり結びをするわけですから、何か遊び心を....と思い、右肩に蝶々のように
羽を出してみました。

お母さまより、お姉さまが背が高く、裄、着丈も短めでしたが、親から子へ代替わりをしても着られる
なんて、お着物は本当にすばらしいですね!

ぜひ、皆さんも、お着物を着ることをあきらめないで下さいね。
海外で着物を着てみると、よその国にはないすばらしい伝統を再認識できて、日本人の誇りを感じると思いますよ。ダニエラも、皆様のお手伝いをでいればと思っております。メールにてお問い合わせくださいね!

最後になりましたが、新郎新婦様、これからもどうぞお幸せに!!
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by kanasakana | 2010-05-02 16:40 | きもの