着付師の海外生活、 ローマでのあれこれ

by kanasakana

10月2日お着付け報告

こんにちは、ダニエラです。

すっかり秋ですね。
夏休みを9月に取ったダニエラは、秋に向かっている季節に完全に乗り遅れています(笑)

さて、ドイツ在中の方より、お友達の結婚式に参列するため、ぜひ振袖を着たいとの、とてもうれしい
ご依頼を頂きまして、ローマから1時間ぐらい郊外にあるヴィテルボ県へ出張してきました。

山の中を朝、通り抜けてきたのですが、霧で真っ白。
とてもいい空気に、リフレッシュされ着付に望みました。

さて、今回のご依頼のお嬢様は、大学で勉強されている方とあって、とても知的な雰囲気の方です。
お振袖は、抹茶グリーン。甘すぎない着物が、知的でどこかクールな彼女にとてもぴったりでした。
お着物も古典調だったため、帯型は、お太鼓系をお勧めしてみたのですが、なんと以前に着たときもお太鼓だったとのことで、それならと、今回は立て矢型にすることにしました。
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もう何度かこのブログにも登場している立て矢蕾という帯型です。
斜めに羽がでるのが立て矢の特徴ですが、空いた右肩にもこの帯型は羽がありとても華やかなんですね♪
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お着物は、若干丈が短かったため、短めに着付けをしたり、ご本人の希望で、おなか周りを余り閉めすぎないようにしたりとの配慮はしました。最近のダニエラの着付けにも変化がありまして「着ている人ができるだけ快適なように」がモットーです。もともと、私の習った木久流は、道具を使わない着心地の良い着付けではあるのですが、最近は、直線のぴちっとしたきつい着付けは記念写真だけの世界かなあと。
もちろんきちんと着付けるのはいいのですが、着物がその人の体になじむような自然な着付けは、着ていらっしゃるご本人が楽しんでいただけるのではないかと。そうやって皆さんにもっと身近に着物を着ていただけるようにしていくのが、着付け師の役目ではないのかなっと思っています。

さて、今回は、ローマ市外で出張をいたしましたとおり、ヨーロッパどこでも出張いたします。
残念ながら、出張料金を実費で頂くこととなりますが、身近に着物を着付けてくれる人がいない!という方も、ぜひお問い合わせください。
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by kanasakana | 2010-10-02 06:13 | きもの