着付師の海外生活、 ローマでのあれこれ

by kanasakana

5月23日お着付け報告

こんにちは、ダニエラです。
イタリアにもだんだん夏が近づいてまいりました。
さて、そんな夏を感じた南イタリア、プーリア着付け出張!

花嫁様はお式でドレス、お振袖でお色直ししてケーキカットという流れでした。

ここでイタリアの披露宴のお話をちょっとしましょう。
結婚式の披露宴がとても長いイタリアですが、地方出張に行くと更に披露宴が長いのです。そして、挙式も含め数時間遅れるのがあたり前だったりします。仕事する人は時間が読めないのですが、一緒に仕事をするイタリア人は、「結婚式は遅れて当然」、「花嫁は遅れるもの」と思っているようであまりイライラしてないですが。美容師が遅れてくる、ブーケが遅れてくるなんていうのもかなりの確立で遭遇いたします(涙)

ローマだと、昼食、又は夕食に披露宴が行われるることが多いですね。
午前式でお昼に会食だと夜8時ごろ終了、午後にお式ですと会食は夕食になるので終了は深夜と思っていればまあ間違えないと思います。

今回のように挙式がお昼近くで、披露宴は午後3時から。お昼には遅く、夕食には随分早い始まりなのですが、終わるのはやっぱり深夜になります(笑)南イタリアはやっぱり会食時間が長い!

さて、話を着付けに戻しましょう。
花嫁様のお着物はエンジと紫を基調とした古典柄のとても華やかなお着物でした。
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お着物を事前に写真でお送りいただいていたので、着物に負けない変わり帯を結ぼうと思ったのですが、花嫁様のお好みが両肩いっぱいに沢山ひだの出る結びではなくラインが綺麗などちらかというとシンプルなものがいいとお話を伺ったので何点か写真を見ていただいて帯結びを選んでいただきました。
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文庫を基調とした変り結びです。左右に扇型ひだがでますのでとても豪華ですが、肩下まではすっきりした印象です。右に文庫のたれ下がったひだが出て個性的な帯型なんですが、長すぎるとバランスが崩れてしますので長さは帯下線程度にしました。
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帯締めは、アレンジが出来るもので華やかに仕上げてみました。
花嫁様用の小物もあり、箱ゼコ、末広、抱え帯も結びました。
この小物類は花嫁様として振袖をお召しになる際はとてもお勧めです。華やかさが一層アップしますよ。
是非加えてみて下さい!

野外でのケーキカットはとても幻想的で素敵でした。
光に当たると着物は本当に豪華なものです。
お2方ともいつまでもどうぞお幸せに♪
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by kanasakana | 2014-05-23 23:57 | きもの