着付師の海外生活、 ローマでのあれこれ

by kanasakana

結婚のお支度(06/06/08)

こんにちは。ダニエラです。

6月6日に久しぶりに結婚式の花嫁さんの着付のお仕事をいただきました。
今回は、花嫁さん→振袖、花嫁のお姉さん→訪問着のお2人の着付をさせていただきました。
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花嫁さんは、サクラが描かれた水色の振袖に金糸で菊が織り込まれた袋帯。
柔らかい感じの組み合わせですが、小物が赤だったのでとても華やかでした。
張りのある帯でしたので、立て矢型の立て矢蕾という帯型にしてみました。
立て矢は、そのままでは地味な帯型ですが、羽を大きめに、何枚か羽を増やすととても豪華な帯結びになります。

「もうできたんですか?帯感覚が全然ないのでまだだと思いました。」と驚きの花嫁さん。
髪型も今流行の現代的というより、和装の髪型で、またこれがすごく素敵でした。

一方、お姉さんは、桃色の訪問着に、多色使いの袋帯でした。「なんかお宮参りみたいで地味なんです。」とご本人がおっしゃっているので、2重太鼓ではなく変わり結びにすることにしました。注意しなくてはならないのは、花嫁さんほど華やかにしてしまってはNGだということ。
お太鼓型にすることにして、ふくらすずめをアレンジしたような形の春日という帯型にしました。
やっぱり着物はとても華やかなもので、帯が華やかさをプラスしてくれました.
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「今まで、何十度と着物を着付けてもらいましたが、こんなに楽なのは初めてです。」とお褒めの言葉を頂きました。


残念ながら、着物は、きついというイメージがある方が多いのですが、着付師として勉強をした人に着付をしてもらった場合、苦しいほどきつかったり、ひどく着崩れたりということはありません。海外で着付をする機会は、なかなかそう沢山はありませんが、今回のようにお客様から喜んでいただいたことを活力にして、一つ一つの仕事を大事に、より多くの人に着物を好きになっていただけるように、そして日本のすばらしい文化を再発見していただけるようにがんばっていきたいと思います。

最後に、ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せに!!
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by kanasakana | 2008-06-10 19:59 | きもの